【大人の空手再開】昔やってた空手をもう一度はじめたい方へ|ブランクがあっても安心して通えます

「小さいころに空手を習っていたけど、途中で辞めてしまった。あのときつづけていればよかった…」
そんな後悔の気持ちを胸に、ずっと時間だけが過ぎてしまっている。
こんにちは、正道会館 靭優会の山﨑です。
実は、冒頭に紹介した声を耳にすることが少なくありません。
今回は、そんな後悔を抱えたまま大人になり、空手を再開する決意をしてくれた一人の女性会員さんの話をご紹介します。
それは「小さいころ辞めた空手を、ずっと心のどこかで引きずってきた」という、高井みなみさん(仮名:28歳)の物語です。
これからお伝えすることは、空手への想いを今も持ちつづけている方にとって、きっと背中を押すきっかけになるはずです。
もくじ
小学生のころに習っていた空手。けれど、中学進学を機に辞めてしまった

現在、靭優会に通う高井みなみさんが入会したのは5年前、23歳のときでした。
仕事に少し慣れて、生活にも余裕が出てきたころ、ふと「空手がやりたい」という思いが湧いたそうです。
みなみさんは、小学生のころ空手を習っており、技の感覚も覚えていました。
しかし、中学に入る頃のタイミングで道場を辞めてしまったそうです。
それは「めんどくさい」、「部活が忙しくなるから」など、一時的でよくある小さな理由から。
ただ、その“辞め方”が、ずっと心にひっかかっていたのだと言います。
「黒帯になる前に辞めてしまった。中途半端で投げ出してしまったことがずっと気になっていて…。つづけていればよかった、って何度も思いました。」
この気持ち、同じ経験のある方なら、きっとわかるのではないでしょうか。
「戻りづらい……」。辞めた道場には戻れなかった理由

みなみさんが空手再開を決意し、道場を探していたときのこと。
当道場を見つけてくれて、おためし稽古に来られました。
そのとき私は、みなみさんにこう聞いてみたんです。
「空手をやり直すなら、以前の道場に行こうとは思わなかったんですか?」
すると、みなみさんは少し困ったように、でも正直に話してくれました。
「以前の道場は子ども中心だったので、大人になった自分が通えるのか分からなかったんです。それに、一度辞めてしまっているので、気持ち的に戻りづらかったんです。」
これは、実はとても多いパターンです。
辞めた本人は「戻ったら迷惑かな」、「気まずいかな」と気にしてしまうものです。
しかし、指導者としての私の本心はまったく逆です。
「辞めたことなんて気にしなくていい。戻ってきてくれたらうれしい」
指導者としての正直な思い

空手道場を長く運営していると、こんな相談を何度も受けてきました。
- 「先生、しばらく休んでしまったので、行きづらくて…」
- 「辞めたのに、また戻るのは失礼だと思って…」
でも私はいつも、心からこう思っています。
「辞めたことなんて、全然気にしなくていい。また空手をやりたいと思ってくれたなら、むしろ大歓迎だよ」
実際、小さいころ空手をしていた子が、大学生になって戻ってきたケースもあります。
ちなみに「辞めた会員のこと、先生は覚えているんですか?」と聞かれることもありますが、私はほとんど覚えています。
街で偶然会うときもありますし、そのときには久しぶりの会話を楽しむことも少なくありません。
元会員の子たちの中には、こんなことを教えてくれる子もいるんです。
「今、テニスをがんばってるんですけど…空手、つづけておけばよかったです」
そんなとき、私はこう答えます。
「じゃあ、大学生になったらまたやればいいじゃん。いつでもおいで」
私は、本気です。
空手をやりたいという気持ちになったなら、年齢も過去のことも関係ありません。
「自分の軸がほしかった」空手を再開した、本当の理由

みなみさんは、再び空手をはじめようと思った理由をこう話してくれました。
「仕事は生活のために必要だけど、それとは別に“自分の軸”がほしかったんです。自分の心の“拠り所”として空手を持ちたかったんです」
この言葉がとても印象的でした。
子どものころ習いごとをするときの動機は、多くの場合「親のすすめ」です。
でも、大人になってからの“再開”には、強い主体性があります。
「自分の意志ではじめ、自分で考えて、自分でつづける」
だから、大人になってからの空手のほうが、実はずっと深くて面白いのです。
再開したら—昔の自分がよみがえった

みなみさんは、おためし稽古のあと、迷わずその場で入会を決めてくれました。
そして、稽古をはじめてみると驚くほど動ける。
身体が覚えていたのです。
そして、彼女には自分なりの課題があり、それに向き合いながら稽古に励んでくれています。
「ここができていない」、「もっとこうしたい」と、自ら伸びしろを見つけて取り組む姿勢は、大人だからこそ持てるもの。
また、道場では女性会員も多く、気さくに話をして「お互いがんばりましょう」と励まし合っている姿もよく見かけます。
週1〜2回のペースで、無理なく、自分のペースでつづけている。
これこそ、空手の理想的な向き合い方だと思います。
私から伝えたいこと

ここで、このブログを通じて一番伝えたいことがあります。
「やりたい」と思ったときが、はじめどきです。
私は、大学生から空手をはじめました。
そのとき「遅いかな」という気持ちは少しありました。
でも、はじめてみたら空手に夢中になり、気づけば今は道場を主宰しています。
もし、これをご覧のあなたが今、
- 「もう一度空手をしたい!」
- 「昔辞めたことをずっと後悔している…」
- 「やりたい気持ちはあるけど、戻りづらい…」
そう感じているなら、どうか、その気持ちを大事にしてください。
辞めていてもいい。
ブランクがあってもいい。
昔の道場に戻らなくてもいい。
道場に来るペースだって、自由でいい。
大切なのは「もう一度やりたい」というあなた自身の気持ちです。
私たち正道会館 靭優会は、そんなあなたを心から歓迎します。
最後に

空手は、技を磨くだけの場所ではありません。
人が「自分を取り戻す場所」であり、「新しい自分に出会う場所」です。
辞めてしまった過去を後悔するより、これからの未来を一緒につくっていきませんか?
あなたがまた空手をはじめたいと思ったその瞬間、そこが最良のスタートラインです。
正道会館 靭優会で、あなたの再スタートをお待ちしています。
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もしあなたが空手を通じて、人生を豊かに生きる「真の強さ」を育みたいとお考えなら、当道場のおためし稽古に参加してみませんか?
当道場の生徒さんは、稽古を体験されてから入会を決められる方もいらっしゃいます。
空手がまったくはじめてという方も、難しいことはありませんのでご安心ください。
まずは空手を、当道場の稽古を体験してみていただきたいと思います。
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